今回は本作の特徴的な読みあいの発生する「側面」について紹介していきます。
相手の技を避けたり、OMに成功時、または横を向かせる技をヒットさせた後は相手の側面を取った状態となる。
側面って何が起きてるの?と思う方に簡単に説明すると「側面を取った側が大幅有利」で「側面を取られた側がワンミスで大ダメージを食らう状況」となっています。
側面を取った場合、正面時と比べて攻め手が様々な恩恵を受けられる。
①普段つながらない連携が繋がる
ジャッキーPPPやサラのPPKなどのP連携は正面ではつながらないが、側面では連続ヒットする。
これにより避けた際の確定反撃が大幅に強化される。
つなぎの速い連携を持っている場合は連続ヒットしたり、立ちガード不能になっているので狙っていこう。
②側面でヒットすると危険な技が増える
パイ466P+Kやレイフェイ466P+K、ベネッサ66K+Gなど、正面ではただダウンする技でも側面でヒットすると側面崩れとなり、さらに追撃が狙っていける。
普段は使いどころが少ない技でも側面なら強力な技へと変化することも。
③特定の連携がガード不能になる
ジャッキーの4P1Pや影の4P+KP、ジャンの溜め攻撃後KKなどの連携の初段を側面でガードさせると、続く派生の下段攻撃がガード不能になる。
こちらは側面を取られている側が行動するまでに普段より3F多くかかるため、連携をしゃがむ前に食らってしまう。
④ダメージによって有利が変動する
側面で技をヒットやガードさせた場合は技によって様々なボーナスを受けられる。
こちらはダメージによって大きく変わり、
ダメージが14以下の技をヒットorガードさせた場合は普段より2F多く有利になる
これにより当てて4Fの2Pは側面では6F有利となる。
また、ガードされた場合は普段は-5Fだが側面では-3Fとなる。
ダメージが15以上~24以下の技をヒットorガードさせた場合は普段より3F多く有利になる
ダメージ25以上の技をヒットorガードさせた場合は普段より6F多く有利になる
これにより普段は-15Fのジェフリーの6Kも側面でガードされても-9Fとなり、反撃を受けなくなる。
また、普段は-5Fの晶の46P+Kなどは側面でガードさせると6Fの有利をもらい、むしろ晶が+1Fとなる。
⑤側面専用の投げを使える
側面で投げを入れると、側面投げという専用の投げとなる。
こちらはなんと抜けられても抜けられた側が+2F有利という変わった投げ。
ヒット時は特別なやられにするキャラなどもいるので、積極的に狙っていこう。
しかし、抜けられる方向が決まっているため、側面抜けをしている相手には確実に抜けられてしまう。
後述で側面投げの抜け方を紹介しているのでご確認ください。
このように攻め手は大きな恩恵を受けることができ、守り手はこれらの攻めを守る必要性が出てきてしまいます。
相手が避けて側面攻めを狙ってくる場合は、回転攻撃などの打って避けを潰しましょう。
●側面を取られた側の基礎知識
前述の通り、側面を取られている側はすべての行動に3F遅くなってしまう。
ガードや避けなど、ほとんどの行動に3Fかかるようになる。
例えば側面で-9Fを取られてしまうと、普段はガードできる12FのPもガードに3Fかかってしまうためギリギリガードができない。
こちらをよけるにはしゃがみや2Pなどのしゃがみ状態での攻撃を選択する必要があるが、そうすると中段攻撃を食らってしまう。
Pのタイミングでしゃがみつつすぐに立ちガードをするファジーを狙うとPをしゃがみつつ中段をガードできるのでこちらは是非とも練習してみてほしい。
練習としてはCPUのジャッキーにOM→6P→PとOM→6P→3Kを覚えさせて、6Pをしゃがみヒットした後にファジーをしてPとミドルの両方を守れるようにしよう。
なお、側面で-9Fを取られた場合は同じ12Fの2Pはガード不能の連携となるのでそこはご了承ください。
ひとまずは側面で大きな有利を取られたときはファジーを徹底しよう。
暴れてもよいが、ミドルで崩れて大ダメージを食らう勇気があるならそれで。
●側面投げ抜け
前述の通り、側面投げ抜けは抜け方向が決まっている。
基本的な抜け方向の見方としては相手が自分のどちらかにいるかによってみるのが一般的だ。
相手が自分の右側にいるなら6を相手が自分の左側にいるなら4を抜けよう。
たとえP+Gで投げようが、抜けは4か6の決まっている方向で抜けられるので注意。
(ここで写真とかで紹介するのがよさそう)
ちなみに自分は武帝くらいまで全然抜けられずニブイチにしてましたね。はい。
アイテムのブレスレットをつけてから見れるようになりました。
ブレスレットがあるほうにいたらこちら、いないほうならこっちみたいに覚えるのも一つの手かな?
●側面のシステムを活かした攻め
・ミドルキック
側面といえばまずこれだ。
普段はカウンターヒットしても相手を大きく突き放すだけのミドルキックだが、側面でカウンターヒットすると側面崩れを誘発させるようになる。
側面崩れ後はさらにコンボを狙っていけるため、リターンが急上昇。
側面を取った際の中段はまずこれといっていいほど。
・ガード崩し
側面でガード崩しを成功させた場合も側面ボーナスが入るため、普段よりも遅い技が入る。
側面のミドルキックなどを嫌がってガードをする相手にはこちらを狙っていこう。
・構え関連
このゲームの構え技、実は正面時は避けキャンセルでどうにかなるものが多い。
しかし、側面で構えられた場合、避けが3F遅くなってしまう影響で避けキャンセルをしても食らってしまう技ができてしまう。
構えを持っているキャラは側面ではどんどん使っていこう。
・逆投げ
前述の通り、側面投げは抜ける方向が決まっている。
相手が側面投げを抜ける場合、その抜け方向と逆の方向で投げる「逆投げ」が非常に強力。
イメージとしては自身が手前に避けたら後ろ、奥に避けたら前投げをすれば勝手に逆投げになってくれる。