何度も話しているような気もするが、自分はゲーセン民だった。
金もそんなになく、金が尽きたら速攻終わりだったためいつも必死に対戦や観戦するような子供だった。
バーチャでもそれを繰り返していたらそこそこ強くなってきた気がした。
ただし、特定の段位付近においてつまづく事が起きる。
それは、真面目にやるよりも1つ2つ尖った選択肢などを狙ってくる「おじ連中」が徘徊する段位帯だ。
このゲームの信条は最速での行動だが、おじは年齢的なものや読みあい的なものにより最速で行動をしなかったり、変わった行動での読み合いをしてくる。
おじらは適当ではなく、経験などにより人が当たる選択肢というのを知っている。
不真面目に見えるが、自分ができる行動の中で最善の行動をチョイスしているのだ。
逆を考えると、今の若いプレイヤーや今頑張っているプレイヤーというのはそのようなおじの思考や読み合いを100%取り入れられるのだろうか。
このゲームは真面目にやってもおじに勝てず、せこさや不真面目さをどこか取り入れる必要がある。
今はキャラ対やキャラの動かし方などは揃っている環境なため、学ぶほうはまずはその通りに動こうとするだろう。
ただ、おじはその学んだことの逆の思想や全く違った選択肢を得意とする。
その行動もちゃんと潰せるように、キャラ対よりのほかに技対策や人対策も少しづつ慣れていけるとグッド。
経験を積めるおじを狩れるようになったらもう1人前だ。
なんでこれをするんだろうというのを疑問に持ちつつ、試合後に聞いてみてもいい。
このゲームはベターな行動はあるものの、その人の経験や思想からくる行動というものもきっと力になってくれる。
たくさんのおじを狩って自分の力にしていこう。