今回は技を当てたあとの挙動、特殊な性能を持つ技についてを紹介する。
●ヒット効果
・ノーマルヒット…ガードを押していなかったり、特定動作の硬化中に食らったときになる。
記事ではNHと略する。
・カウンターヒット…相手と攻撃がかみ合った際、自身の攻撃が先にヒットした場合に発生。
相手キャラが黄色く光るのが特徴。
普段は特に何もないような技でも、カウンターヒットするとコンボ始動技になったりと、食らった側の挙動が大きく変わるものが多い。
技をいかにカウンターで当てるかがバーチャの重要な技術となる。
なお、相手のダメージ24以下の攻撃でカウンターを取ると普通のカウンター、ダメージ25以上の技でカウンターを取ると「大カウンター」と呼ばれるものが発生し、与えるダメージが1.75倍になる。
大技を振り回すリスクが少しある的なイメージでよい。
・硬化カウンター…技後のスキ・硬直中に技を食らうと発生。
ダメージが1.25倍になり、硬化カウンターでコンボ始動になる技などもある。
・避けカウンター…FSからの新要素。避け中に回転系の攻撃が当たると発生。
ダメージが1.5倍になり、通常のカウンターヒットと同じ扱いになる。
・バックダッシュカウンター…バックダッシュ(しゃがみバックダッシュ)の硬直中に攻撃を食らうと発生。
ダメージが1.5倍になるほか、ミドル属性の攻撃を受けると尻もちやられといわれる危険な状況になる。
下がりにはリスクが存在する的なイメージでよい。
・側面カウンター…側面時に技をカウンターで受ける行動をとると発生。食らった側が青く光るのが特徴。
ダメージが1.5倍になり、ミドル属性の技や特定の技を受けると側面崩れとなる。
●回転系
・全回転技…主にK+Gなどで出る、回し蹴りのようなモーションの技。
こちらは避けることができない技となっており、避けを狙って当てると大ダメージが期待できる。
しかし、出が遅かったり、ガードされると手痛い反撃を受けてしまうと弱点も多々ある。
・半回転技…片方の方向でしか避けられない技。
避け方向があっていれば、避け成功し相手の側面へ回れる。
避け方向を間違えると、カウンターヒットして技を食らってしまう。
避ける方向は相手の技によってまちまちなので、こればかりは覚えるしかない。
ちなみに、避ける方向については相手の腹側、背側という表現をする。
●ガードを崩す技
ほとんどの打撃はガードをしていれば防げるが、このゲームにはガードしてはいけない技が多々存在する。
そんな無法な技たちを紹介しよう。
・ガード崩し
ガードをしている相手に当てると一定時間に有利を取れる技。
ガードした側は「カチッ」とともに両手を上げるのが特徴だ。
ただし、しゃがまれたり、当てても不利な状況が多かったりと弱点もある。
・ガード外し
ガードさせると、相手側によろけ回復のアイコンが発生する技。
よろけアイコンが出た側はよろけ回復をしない限り、不利な状況が続いてしまう。
・溜め攻撃
ボタンをホールドすることで溜めることができる技。
普段はガードさせても利点は少ないが、溜めた技をガードさせた場合には大幅に有利な状況にすることが可能だ。
・ガード不能技
文字通りガードできない技。
危険そうに見えるが、しゃがめたり、避けることが可能な技が多い。
●防御しながら攻撃する技
・当身
当身は、当身動作中に相手の攻撃が来た場合に相手の攻撃を取りつつダメージを与える。
上段、中段、下段と分かれているため、相手の攻撃を読む必要があるが、成功時のリターンは高めだ。
また、上、中、下段が合っていれば絶対当身ができるというわけでもなく、当身ができない技も存在する。
当身不可の技は主に頭や肩など、体の部位を使った攻撃やジャンプ攻撃となる。
細かく説明すると、頭、肩、腹が該当する。鉄拳と違い、肘や膝は当身可能だ。
ジャンプ攻撃も、リオンの8Kのようなジャンプステータス技は当身できるが、9Gなどのジャンプから出た技は当身できない。
また、両手や両足属性の技も当身不可となっている。
しかし、アイリーンの214Pのような上段片手、シュンの214Pなどの中段片手など、片手属性なら当身ができたりとルールは細かめに設定されている。
なお、葵のみはどんな技も当身可能だ。
・捌き
・いなし
いなしは葵の天地陰陽成功時に発生する、相手の攻撃を受け流し、体制を崩す行動だ。
体制を崩された側は一定時間ガードができない状態となり、葵側は確定で攻撃を仕掛けることが可能。
こちらは上中段ならほとんどのいなせるという破格の性能。
しかし、体の部位を使った技、ジャンプ攻撃、両手両足、片手属性以外の全回転攻撃のほかに、下段攻撃を動作中に受けるとカウンターヒットするようになっている。
・相手の攻撃を耐える技
鷹嵐の41236Pや4P+K+G、ウルフのP+K+Gのように相手の攻撃を受けつつ攻撃に転じる技。
また、リオンのP+K+Gや2P+K+Gのように攻撃はできないものの、相手の攻撃を受けつつ側面に回り込む性能のものもある。
どれも成功時のリターンは大きいが、もちろん耐えれない技が存在する。
こちらも当身などと同じで体の部位を使った技、両手両足技のほかに、ダウンする技も耐えることができない。
・相手の攻撃を避けながら攻撃する技
ベネッサのG中2or8P、サラのフラミンゴ中24or8P+Kのように移動しながら攻撃する技が該当する。
相手の攻撃をかわしながら攻撃できるのだが、かわせるタイミングが非常にシビアで狙ってやるのは現状では難しい。
とはいえ、まれにミラクルが起きてかわされる事もあるので対策は考えておきたい。
基本的には回転系の技を使うのがベターだが、ベネッサのG中2or8Pは上段の全回転攻撃をかわすことがまれにあるので、中段や下段の回転攻撃を使うのが理想だ。
また、ガードや空振りさせれば大きなスキを晒すので、我慢して様子見をするのも1つの対策となる。